おしらせ

2025-12-01 16:23:00

沖縄現場見学会&技術講演会報告

11月13~14日に開催しました標記イベントにご参加頂いた皆様、お忙しいところ誠にありがとうございました。お陰様で、当日は当研究会より約40名、土木学会沖縄会及び琉球大学より約40名が参加し、大変有意義で活気のあるものとなりました。

初日の午後に見学した小禄道路(那覇空港へのアクセス道路)では、南部国道事務所の高良所長をはじめとした沖縄総合事務局の皆様ならびに川田工業の担当者の方々にご説明とご案内を頂きました。現場付近の住民の方々への説明のみならず、旧史跡等に配慮しながら夜間交通止めの中、短時間で一括架設している難しい工事の状況を知ることができました。

翌日午前の那覇モノレール(1車両25トンが2~3両編成で走行)の補修現場見学では、厚板で構成された鋼製橋脚内部の溶接部に生じた疲労き裂への対策を琉球大学の下里先生と学生さん、およびJFEの方々にご案内頂きました。沖縄でも腐食以外に疲労損傷が生じている事実に驚いている参加者もいて新鮮な経験でした。その後、下里先生と沖縄県の方々には、市内を流れる河川に架かる単純I桁5径間の那覇大橋を5径間連続非合成I桁橋に架け替えている状況を見学しながら説明して頂きました。

午後の技術講演会は自治会館に80名が参加し、藤野先生、前川先生、出雲先生、藤山先生、下里先生、沖縄会の方々(開催案内参照)にご講演頂き、鋼構造およびコンクリート、維持保全に関する斬新なアイデアや新技術の紹介のほか、技術者としての生きがいのお話などを伺うことも出来、大変盛会でした。夜はまた合同での懇親会を開催し親睦を深めることができました。ここに事務局一同より厚く申し上げます。(写真は後日アップします)

「アイギルドの会」事務局

 

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