おしらせ
2022-12-28 23:46:00
藤野会長ご講演:土木学会主催「第10回鋼構造技術継承講演会」
藤野会長が12月13日(火),土木学会主催の「第10回鋼構造技術継承講演会」にて「Preparing for the unexpected」と言うタイトルで 1時間半ほどご講演されました.
ご講演では,鋼構造技術の継承と言う我々技術者にとって極めて大きなテーマにつきまして,会長のご経験を踏まえた大変貴重で造詣の深いお話を聞くことが出来ましたので,当日のPPTの一部を「活動報告写真:フォトアルバム」に掲載しておきます.年末の多忙な時期でもありましたので,聴講できなかった会員の皆さんのご参考になればと思います.
特に,「土木技術者は指揮者を指揮する人たらむべし:古市公威 初代土木学会会長)と言う言葉や,土木はマネジメントであり専門にあまりこだわるな(藤野),予期せぬことに遭遇した際にいつでも対応できるように広い視野,視点で横広がりの柔軟な発想で対応すること,そのために日常から様々な事に対して”気付き”を大事にする(藤野)という言葉が印象に残っています.ユーモアを交えた興味深いお話でしたので是非ご覧下さい.
なお,このあと土木研究所の西川和廣前理事長からも「道路橋長寿命化の提唱と、その実現のための技術開発および 点検・診断技術の普及への貢献」と言うタイトルにてご講演があり,こちらも具体的な鋼構造物の損傷事例などをもとに,点検結果をもとに実施する診断と対策の重要性や難しさなどについて示唆に富む有意義なお話を聞くことも出来ました.
事務局:谷倉